今年7月、そして9月。川崎市では、福島県伊達市立の2つの小学校を招いた移動教室が実現しました
なぜ今「移動教室」なのか。
川崎市民の会では、2011年の夏以降、福島の子どもたちを招いての保養に取り組んできました。
子どもたちの命、子どもたちの将来。これが私たちが一番大事にしていきたいものです。
しかし、私たちが保養に呼べるのはごく一部。
そのため、多くの子どもたちのために、もっと制度的なものとしてやっていかないといけないのではないかと考えるようになりました。
2013年6月には伊達市の宍戸仙助先生をお招きしての講演会を行い踏み出した第一歩。
それが様々なつながりが形となり、2014年7月と9月の「移動教室」の実現へと結びつきました。
7月には保原小学校5年生128名、9月には伊達小学校5年生85名が川崎市で「移動教室」を行い、
川崎市の小学生との交流も行いました。
そこには子どもたちの笑顔とともに、子どもたちの将来という点からも新たな「教育」の可能性があるように感じられました。
今回は、川崎での「移動教室」について報告をするとともに、
伊達市の元小学校校長宍戸仙助先生、NPO法人シャローム災害支援センターの吉野裕之さんをお招きして現況を報告していただきました。
子どもたちにとっては、川崎市・伊達市にそれぞれ顔の見える友人ができたことが「震災」を身近にもう一度考えるきっかけとなったようです。
【日時】 2015年2月28日(土)14:00~16:00
【場所】 多摩市民館 第1会議室 (小田急線 向ヶ丘遊園 北口徒歩5分)
http://www.city.kawasaki.jp/tama/category/98-11-1-1-5-0-0-0-0-0.html
【ゲスト】 元伊達市立小学校校長 宍戸仙助さん
NPO法人シャローム災害支援センター 吉野裕之さん
※川崎市と伊達市の該当小学校。
※参考URL:「宍戸仙助先生講演会」報告 http://fukushima311.seesaa.net/article/369218671.html
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